読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

11月の平均化訓練講座を経て

最近の平均化訓練の講座で、平均化訓練の飲み込みという概念が、発せられた。
これは確かに本質的な表現だなと思って、今稽古に取り組んでいる。けれど、かなり熟練者でないと、体感することが難しいだろう。
 
平均化訓練の飲み込みとは、平均化体操で生じた全身の緊張感覚、弱い筋の力感をすべて背骨の中心に集めていくように意識していくこと、さらに次のステップは背骨の真ん中の方に集まった力感をお腹の下の方、皆がよく知る言葉で言えば丹田のあたりに力感がすべて集まるように意識していくことを指す。
 
(これは、感覚的には私は理解できるし、体感としても表現できるが、身体的にいかなる操作をしているかは説明できない。今の研究課題は、飲み込みというゴールに達しているかではなく、飲み込むことができているという感覚が、何によって、どの稽古によって構成され得るのかという点。ヒントは体操の閉じ込めと、力を受け取る稽古、あとは8割くらいの平均化体操で少しずつ動いていく稽古にあると思っている)
 
昨日の講座で、平均化訓練の飲み込みをやりたいという話が出た際に、今はできないと思います、という一言を発した。
 
その意図とここ一年くらい稽古を主催したりしながら感じ、
最近考えていたことを少し記述しておきたい。
 
平均化体操をするということは、自分の中で自覚されていない無自覚な筋肉を使って運動をしていくということだ。
体操の始まりのルールは、しっかりと力を出す、姿勢が変わったりしても力を抜かない、接点(触れている場所)に力を加え続けるということだけ。(初心者の方と一緒に体操をする際にはそのくらいの説明で良いのだろうと最近思ってきている。)
 
この3年間のことを思い出すと様々あるが、今年は体操の閉じ込めという概念と、飲み込みという概念を知ったこともありそれに取り組んでいた年だった、それもあって自分の取り組む会で、よく紹介していた。これは稽古の目的の理解が進むという点で良いと思っていたが、初心者の方には少し遠回りさせてしまったかな、、と少し考えるようになった。
 
先ほど書いたように、体操のルールはとにかく力を出し続けることだ。
 
平均化体操の状態を改めて記述すると、一部の筋肉がギュッと緊張した偏った緊張の仕方でなく、全身に満遍なく緊張が分散していった身体状態(とりわけ筋肉の状態)のことを指す。
そのときの姿勢は、最初のような姿勢でなく、ダイナミックに、大きく、変化している。
 
そして、内部の筋肉の状態としては、普段力が入りすぎたところが緩み、
使えておらず今まで意識したことがなかった筋肉にはしっかりと力が入っている。
 
つまり、偏った緊張状態から、より全身の筋肉の緊張状態が均一化されており、
全体の筋肉の張力がうまくピンとうまく張り合って「平均化」された状態に変化している(テンセグリティーモデル!)。
この状態では主観的には、今まで使えていなかった筋肉だけに力感があり、あぁここだったのか!という気づきが促される。
 
その上で、平均化体操の閉じ込めとは何かというと、
その平均化体操で発見した筋肉を意識して、使ったまま少しでも動いていくということを指す。
 
ただ、平均化体操を経験した人であればわかるだろうが、はっきりいって全く動ける気がしない。というか動けない。
弱い筋は、全力を出していった末にやっと発見できる筋肉なので、その状態は全身隈無く緊張しているので動ける余地がない。まだ動けるならまだまだ力が出せる余地があるとも言えるだろう。
 
平均化訓練の目標は、全身の筋肉を満遍なく連動性させて動いていくことにある。だから、日常でもその見つけた筋肉を使っていけると良いということになる。
 
ただ!それがめちゃくちゃ難しい。よく考えると矛盾してね?とも思う、だって平均化訓練の状態って、全部の筋肉に力が入った状態でガッチガチで動けないじゃんって感じるはずだ。でも、それが表現できる身体状態が存在する。そして、それの方が本来の人の在り方だったんじゃないか?という哲学が平均化訓練にはあるのだ。
 
僕たちは、本来の満遍なく身体を使っていた状態から、いつしか身体の一部分をより強くつかったり、反対に一部分を全く使わないという偏り運動の傾向というものを学習したのだから、平均的に身体を満遍なく使って動くこともまた学習できるのでは?ということが、平均化訓練の最も重要な発想であり、発見だと思う。
 
さて、話を戻そう。
そもそも動けないでしょ、ってところが、平均化体操から閉じ込めに移行していく際の課題。弱い筋肉も普段使いながら連動性させていく=体操を閉じ込めるにはどうするか?の答え。
 
閉じ込めるためには、まず体操の出力を少しずつ下げていく必要がある。
とにかく全力で体操を行うと、余裕がなくすべての筋肉に力が入っている状態(力感を感じるのは弱い筋が中心となる)で、動ける余地がない。
 
なので、平均化体操を閉じ込めていくときのポイントは、その全力の体操で掴んだ、弱い筋の感覚が消えないように少しずつ90%、80%、、と出力を減らしていくことがポイントだ。これをただ全部力を抜いてしまうと体操をやめることになってしまう。弱い筋肉に力が入っている感覚ははっきり残したまま、、全体の出力を落としていく。
 
すると、全力の時よりも動く余地が出てくる。その出力が下がっているけれど、明確に弱い筋を使った状態で少し動いてみるというのが平均化体操の閉じ込めだ。全力の時と比べて、3割くらいまで出力を下げると、腕を上げたり下げたり、歩いたりすることができるようになる。それでも、弱い筋肉には力を入れたまま動いていくというのが、平均化体操を閉じ込めて、動くということ。
 
(稽古を見ているときにおもしろいのは出力の下げ方にすごく個性がある、本当に味わいながら全体の出力をゆっくり下げていく人や、割とすぐに出力のコントロールがうまくできてしまう人などなど。思うのは、すぐできるということに価値があるのではなくて、個人の課題を見つめることに、稽古の価値があると思うし、それに向き合うことが一番稽古を進める近道なのだろうということ)
 
この平均化体操の閉じ込め、という概念を知ることで、
本来の在り方である、日常でもより多くの筋肉を使って全力で活動していくということの可能性、道筋が少し見えてくるだろう。
 
ただ!(またか)最近感じたのは、最初にきっちり体操をするというプロセスを経ないうちに閉じ込めをすると、やっているつもり、になることが多いなと感じる。それは、僕が稽古会で体操自体の経験の少ない人たちに物事を伝えて感じたことである。それは稽古会で初めての人たちにきっちりと高いレベルで理解してもらいきれていないという私の課題でもあるのだが。
 
何より、きっちりと弱い筋肉がこれだという自覚感、そして能動的に動かすことができるのだという体感的な理解をきっちりと進めないことには、平均化体操の閉じ込めという稽古は少し早いかなと感じるときがある。
 
体操を閉じ込めて、弱い筋も使って動いていくということを日常に取り入れていく、というのは平均化訓練に必要な、まさにやるべき課題ではあるけど、弱い筋を掴むこと、気づくことがいかに難しいことだったのか、思い出す必要があるのだなぁと感じたので文章に起こして、残しておこうと思う。
 
平均化訓練を日常に取り入れていくというのはこの一年少しで、出てきた概念で、先生も最初は説明できていなかったことだ。
 
思えば平均化訓練を始めた最初の半年は、わけもわからず講座自体、
 
「ほら押したらなんかわからないけど、毎回同じところが痛くなるでしょ?そこが弱い筋です。だからこの姿勢を取ったら使えます」
 
ということをただやっていただけだった。それがなんだとかこねくり回して考えても、とにかく体操をするとそうなるというのを必死に食らいついて行った時期だったなと思う。
 
結論、
様々な概念はあるけれど、
まずはきっちりと平均化体操をすること。
というか、何よりまずきっちりと平均化体操をするとは何か、というものを掴むこと。
いや、っていうかそれを掴むのが一番難しいんだけど。
 
ぐるっと回ってやっぱりそうだよね、というのが昨日の会の感想だ。
平均化訓練には体操しかないんだよと、
で、体操のポイントってなんだっけ?
そう!力を出すことなんです、と。
ただそれだけなんだという。
 
(で、力を出すってなんやねん!ってなるんだけど笑、
この辺の、人間の体験自体の豊かさに対する言語の表現力の限界性?みたいなところが
平均化訓練を伝える難しさでもあるよねという、昨日の雑談につながる)
 
よくよく考えると、、今はずいぶんわかりやすくなったなと思うし、目的もすっと入ってきて取り組みやすくなった。それは平均化体操という現象は普遍的であるとして、なぜそれが起こるのか?すごい技術を持った達人ができる技術なのではないか?という問いに対して、真摯に向き合い、物事の原因を分析し、それ表現しようとしてきた野口晴胤先生の研究があってのことだ。
 
かつて2年前の一時期はたくさんの人が毎回来ていたけれど、最近はメンバーも固定されて来た感じがある。インフルエンサーもいるわけではないし、今すぐこの活動がぱっと社会に広がって欲しいとは思っていないけれど、数年前になんだこれ、と思って離れて行った人はもう一度来てみると改めて思うこともある気がする。
 
最近の先生はよく喋ります。たぶん、本当は元からお喋り好きなんだと思います。
最初の、飲み込みの話と閉じ込めの話から少しずれたけど、終わり!

10月平均化訓練稽古会

10月16日日曜日に平均化訓練稽古会を行います。

 

----------------
平均化訓練の理論に基づきつつ参加者の興味などに合わせて、一緒に稽古を行い、より理論についての理解を深めていきたいと考えています。
もちろん初めての方も、経験された方もご参加いただけます。

平均化訓練については、以下のウェブサイトを御覧ください。
http://heikinka-kunren.com/
----------------

【日時】
10月16日(日)
18時半〜21時(入室は18時より可)

【参加費】
1000円

【人数】
5名程度

【会場】
人形町区民会館5号和室
日本橋人形町二丁目14番5号

最寄り駅
中央区コミュニティバス(江戸バス)北循環の「水天宮前駅」停留所下車 徒歩3分
東京メトロ日比谷線人形町下車A1番出口 徒歩3分
都営地下鉄浅草線人形町下車A5番出口 徒歩6分

人形町区民館 中央区ホームページ

【申し込み】
hide123456aki@gmail.comまでご連絡ください。

【内容】
平均化訓練の理論をお伝えし、
自らの弱い筋を自覚すること、
弱い筋を使う、鍛える方法を知ること、
実践できるようになること、
以上を目標に稽古を行います。

自分の中で休みっぱなしになっている筋肉を自覚し、育ててあげることで、
自分で驚くような力を出すことができるということを実感して頂けます。

肩が凝ってしまう、怪我をしたところが上手く動かないという感覚も、
過剰に使いすぎてしまっている部分の強い緊張によって起こっていることが多くあります。
緊張している部分を緩めるのでなく、別の部分を使ってあげることで普段使いすぎる部分の緊張は収まり、筋肉が緩んだ感覚を味わうことができ、重かった腰や、回らなかった肩が少し自由に動く感覚を味わっていただけると思います。

何より、多くの人と運動することの気持ちよさを味わっていただければと思っていますので、何か興味があれば是非一緒に運動をしにきてください。

【備考】
身体を動かしますので、動きやすい服装でお越しください。
着替えも可能です。

稽古日記

平均化訓練の講座を受けたあと、用賀から高速に乗った。左手にヒカリエを見ながら渋谷を通り過ぎ、右手に六本木ヒルズを眺めながら六本木を通り抜けていった。しばらくすると正面に東京タワーがオレンジ色に輝いている。首都高から眺める都心の灯りが好きだ。

少し幸せな時間を感じながら、普段と違う思考の変化があることにぼんやりと気がついた。


いつも車の中では考え事をしている。最近はいつも仕事のことだった。


仕事をしている同僚は不満ばかり口にする。僕はそれを聞いているが、普段はそうか、というだけで、それ自体を解決しようと思ってはいなかった。


だってめんどうだから、自分の仕事があるし。なんとか自分で解決してよと。


でも、今日は違った。車を走らせていてあの人の愚痴はこうしたら解決できるのかもな、なんで発想がでてきた。割と不思議な感覚だった。こんな発想しばらくしていなかったなということに気づいたときに、あぁと思った。


いつもと違って、嫌な物事に目を背けなくなっているというのか、物事から逃げないというような思考をしている。不思議な感覚だった。

 

使っていない経路を使うという筋肉のトレーニングをしていても、身体の変化を起点にして思考のあり方まで変えていく可能性がある、書いてしまえばそれはそういうこともあるでしょということを言われるだろう。

 

いやいや、それ直接の効果ですか?と言われればわからない。

でも、やっぱり自分の変わらなさ、頑なさ、癖を知っているが故に、これは稽古の賜物か?という風にも感じる。


どう変わるかなんてわかりはしない。そしてそれは本人にしかわからないものだ。でも、頑なさな人でも、変わることができるのかもしれない。

8月6日 平均化訓練稽古会

次回は、8月6日土曜日に平均化訓練稽古会を行います。 
 ----------------
平均化訓練の理論に基づきつつ参加者の興味などに合わせて、一緒に稽古を行い、より理論についての理解を深めていきたいと考えています。
もちろん初めての方も、経験された方もご参加いただけます。
 
平均化訓練については、以下のウェブサイトを御覧ください。
http://heikinka-kunren.com/
 ----------------
 
【日時】
8月6日(土)
18時半〜21時(入室は18時より可)
 
【参加費】
500円
 
【人数】 
5名程度
 
【会場】 
人形町区民会館5号和室
日本橋人形町二丁目14番5号
 
最寄り駅
中央区コミュニティバス(江戸バス)北循環の「水天宮前駅」停留所下車 徒歩3分
東京メトロ日比谷線人形町下車A1番出口 徒歩3分
都営地下鉄浅草線人形町下車A5番出口 徒歩6分
 
人形町区民館 中央区ホームページ
 
【申し込み】
hide123456aki@gmail.comまでご連絡ください。 
 
【内容】
平均化訓練の理論をお伝えし、
自らの弱い筋を自覚すること、
弱い筋を使う、鍛える方法を知ること、
実践できるようになること、
以上を目標に稽古を行います。
 
自分の中で休みっぱなしになっている筋肉を自覚し、育ててあげることで、
自分で驚くような力を出すことができるということを実感して頂けます。
 
肩が凝ってしまう、怪我をしたところが上手く動かないという感覚も、
過剰に使いすぎてしまっている部分の強い緊張によって起こっていることが多くあります。
緊張している部分を緩めるのでなく、別の部分を使ってあげることで普段使いすぎる部分の緊張は収まり、筋肉が緩んだ感覚を味わうことができ、重かった腰や、回らなかった肩が少し自由に動く感覚を味わっていただけると思います。
 
何より、多くの人と運動することの気持ちよさを味わっていただければと思っていますので、何か興味があれば是非一緒に運動をしにきてください。
   
【備考】
身体を動かしますので、動きやすい服装でお越しください。
着替えも可能です。

5月14日平均化訓練研究会

次回は、5月14日土曜日に平均化訓練研究会を行います。 

 ----------------

平均化訓練の理論に基づきつつ参加者の興味などに合わせて、一緒に稽古を行い、より理論についての理解を深めていきたいと考えています。
もちろん初めての方も、経験された方もご参加いただけます。
 
平均化訓練については、以下のウェブサイトを御覧ください。
 ----------------
 
【日時】
5月14日(土)
18時半〜21時(入室は18時より可)
 
【参加費】
会場費1700円を折半
 
【人数】 
5名程度
 
【会場】 
人形町区民会館5号和室
日本橋人形町二丁目14番5号
 
最寄り駅
中央区コミュニティバス(江戸バス)北循環の「水天宮前駅」停留所下車 徒歩3分
東京メトロ日比谷線人形町下車A1番出口 徒歩3分
都営地下鉄浅草線人形町下車A5番出口 徒歩6分
 
 
【申し込み】
hide123456aki@gmail.comまでご連絡ください。 
 
【内容】
平均化訓練の理論をお伝えし、
自らの弱い筋を自覚すること、
弱い筋を使う、鍛える方法を知ること、
実践できるようになること、
以上を目標に稽古を行います。
 
自分の中で休みっぱなしになっている筋肉を自覚し、育ててあげることで、
自分で驚くような力を出すことができるということを実感して頂けます。
 
肩が凝ってしまう、怪我をしたところが上手く動かないという感覚も、
過剰に使いすぎてしまっている部分の強い緊張によって起こっていることが多くあります。
緊張している部分を緩めるのでなく、別の部分を使ってあげることで普段使いすぎる部分の緊張は収まり、筋肉が緩んだ感覚を味わうことができ、重かった腰や、回らなかった肩が少し自由に動く感覚を味わっていただけると思います。
 
何より、多くの人と運動することの気持ちよさを味わっていただければと思っていますので、何か興味があれば是非一緒に運動をしにきてください。
   
【備考】
身体を動かしますので、動きやすい服装でお越しください。
着替えも可能です。

次回、第2回平均化訓練研究会の情報

次回は、4月22日金曜日に平均化訓練研究会を行います。 

詳細が決定しましたのでお知らせします。

 
----------------
平均化訓練の理論に基づきつつ参加者の興味などに合わせて、一緒に稽古を行い、より理論についての理解を深めていきたいと考えています。
もちろん初めての方も、経験された方もご参加いただけます。
 
平均化訓練については、以下のウェブサイトを御覧ください。
 ----------------
 
【日時】
4月22日(金)
18時半〜21時(入室は18時より可)
 
【参加費】
会場費1700円を折半
 
【人数】 
5〜10名程度
 
【会場】 
勝どき区民会館2号和室

〒104-0054

東京都中央区勝どき一丁目5番1号

 

最寄り駅

都営地下鉄大江戸線勝どき駅下車A1出口 徒歩2分

 
【申し込み】
hide123456aki@gmail.comまでご連絡ください。 
 
【内容】
平均化訓練の理論をお伝えし、
自らの弱い筋を自覚すること、
弱い筋を使う、鍛える方法を知ること、
実践できるようになること、
以上を目標に稽古を行います。
 
自分の中で休みっぱなしになっている筋肉を自覚し、育ててあげることで、
自分で驚くような力を出すことができるということを実感して頂けます。
 
肩が凝ってしまう、怪我をしたところが上手く動かないという感覚も、
過剰に使いすぎてしまっている部分の強い緊張によって起こっていることが多くあります。
緊張している部分を緩めるのでなく、別の部分を使ってあげることで普段使いすぎる部分の緊張は収まり、筋肉が緩んだ感覚を味わうことができ、重かった腰や、回らなかった肩が少し自由に動く感覚を味わっていただけると思います。
 
何より、多くの人と運動することの気持ちよさを味わっていただければと思っていますので、何か興味があれば是非一緒に運動をしにきてください。
   
【備考】
身体を動かしますので、動きやすい服装でお越しください。
着替えも可能です。

でも恋感想 #でも恋 桐谷ヨウさんの文章について

昨日は久しぶりに数人の方に集まっていただいて平均化訓練をお伝えする会を開催しました。会には2月に本を出版された天才恋愛コラムニスト桐谷さんも来てくださいましたので、食事の際に少しお伝えさせてもらった感想とは別の感想を少しだけこちらに載せておきたいと思います。ブログは以下。

www.fahrenheitize.co

 
桐谷ヨウさんが2月に出版された本はコチラ。

 

仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。

仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。

 

 

 
 
桐谷さんの文章の核は、経験を通した語りと抽象化能力にあると思っています。
 

 

上のように、平均化訓練の感想を言及してくださっています。まさにこれが平均化訓練について伝えたかったことで、この言葉をたったの二時間程度の会からすくい取って体感してさらに表現してもらえたことはとてもうれしく思っていますし、さすがは天才恋愛コラムニストと震え上がりました。

 

平均化訓練は、こんなツイート、解説を読んだとしても、何も体験をしたことがない人は全く理解ができないはずだろうと感じています。ただし、やったことがある人ならわかる感覚を凄く的確に落とし込んでいる、さすがだなぁと。

 

少しずつでもいいので訓練を続けてもらい、初心者が何に躓くのか、何がわからないことが訓練が進まない原因なのか、逆に何がわかればすすっと理解が進むのかということを分解して、身体に落ちる言葉を一緒に見つけていけたら楽しいのにと思っています。ここまでは昨日の会の感想ですが以下は本の感想。

 

一緒に身体を動かして桐谷さんとやって感じた、抜かりのなさ、自分のわからないという感覚を置き去りにせずに質問を投げかけるという姿勢がすべて「でも恋」には本に現れているなと思いました。

 
桐谷さんは、言語能力の中でも特に抽象化の能力に長けていると思いながらいつも文章を読ませてもらっています。抽象化というとわかりにくいですが、具体的な言葉を使わずに、一般的にこういうことってあるあるじゃね?ってことをちょっと想像させる、ふんわりゆるゆるしたたくさんのイメージを含んだ言葉、でもって心のかけているところにチクリと効いてくるような言葉を選んでコラムを書いていらっしゃいます。
 
何よりこの能力の高さが凄いと感じるのですが、抽象化能力というのはある種、文系あるあるの身体に落ちていない、頭で考えただけの言葉であることが往々にしてあります。
 
ただし、この天才恋愛コラムニスト、理性だけで考えた机上の空論的な抽象化能力でなく、経験を通して自分の身体に起こったことをきっちりと分析して、それを人にわかる、伝わる、そして身体に染みこんで行きやすい言葉を選んで世の中に投げかける力を持っています。
 
これが読んでいて潔さも感じるし、時には女性がブチギレられるほどのインパクトを持った文章も産んでいると思います。
 
 
さて、このでも恋をどう読むかに少し言及するとすれば、私は二通りの読み方があると思っています。
1.自分にとって心にチクリとくる言葉を探す
2.桐谷さんの恋愛経験から出た言葉を探す
 
1については、女性向けの読み方。まさに本の構成が、チクリと効いた言葉に対してきっちりと回答を用意してくれているとても親切な構成になっていますので、チクリという感覚を頼りにそのまま読み進めて下さい。大事なことはチクリ、と感じられるかどうかです。感じられないあなたは結構まずい。あとは、チクリという感覚から目をそらさないこと。
 
2については、ゲスだなー桐谷さんwwと楽しむという、男性向けの楽しみかたです。桐谷さんの誠実系チャラ男な(^^)を思い浮かべつつ、ニヤニヤと楽しんでいただける本だと思います。
 
僕は身体から出た言葉を信用しているという思想を持っているので、それを体現されている桐谷ヨウの文章はとても信頼できて、気持よく読んでいられるという、ちょっとした偏見も含んでいます。
 
ただし、この感覚、身体を見つめるということが、世の中に欠けているな、、と私が普段感じながら日々を過ごしていて、桐谷さんは切り口は別でもそれを煽るように文章を書いていらっしゃるので、尊敬しますし、ゲスでも嫌いになれない誠実系チャラ男だなぁと思っています。ニヤリ。